<お客様の情報>
業種:製造業
従業員数:50~70名
<導入経緯>
製造業ではよくある不良品対策の一環として、本事例のクライアント様では、社内でどの程度の不良が発生しているかを突き止めるため、不良品の件数や内容について集計を行っていました、一方、現場は迫る納期に対応するため、手直しや再製造に注力し、不良品の集計作業が後回しになっておりました。
そこで、弊社より、ITを活用した自動集計化を提案し導入を行うこととなりました。
<支援内容>
①不良発生後の業務フローのヒアリング
②ツールの選定(Google Forms & チャットワーク)と改善後の業務フロー提案
③GoogleフォームとチャットワークをGoogle Apps Scriptで連携
(Googleフォームの画面)
Googleフォームはアンケート等に利用されることが多いですが、本事例のように他にも多くの利用方法があります。
<改善効果>
現場で不良品が発生した都度、再製造のために必要な項目をGoogle Formsへ入力してもらう形に変更したことで、Googleフォーム上で自動で不良についての情報が集計される一方、入力した内容がチャットワークで必要な部署へ共有されることになりました。
集計の入力漏れや、そもそも集計ためにかかっていた時間がなくなり、分析と的確な不良改善策に時間を費やすことができるようになり、不良品の件数がそもそも減少していきました。
(chatwork製品説明資料より)
<まとめ>
製造業において不良件数を減らすことは収益性の改善につながる大きなポイントの一つです。
不良削減のためにはしっかりと不良発生要因を分析できる形で集計し、適切な対策を検討しなければなりません。今回はその前提条件となる集計部分の自動化により適切な対策につなげられた事例と思います。
ランニングコストはゼロ円で、もともと弊社の経営支援サービスを利用されていたクライアントだったため、導入支援も経営支援サービスの一環として実施させて頂きました。
ご担当者様もIT活用に関与頂くことで、他の業務改善にも拡がることが期待できます。
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