外部環境の変化が激しい中、新しいことにチャレンジすることは良いことですが、
安易に外部の事業者と契約し、失敗している事例が増えております。
【例】
・専門家(?)に経営コンサルティングを依頼したが、何もしてもらえなかった。
・Webマーケティング(SEO対策やリスティング広告)について良く分からないまま、新規顧客が増えるとの説明を受けて、契約したが、効果が不明であった。
・全国展開のフランチャイズで儲かるからと説明を受けて、加盟したが、当初の計画と全く違い、自社の努力不足と言われるのみ。
もちろん、優良な事業者様もいらっしゃいます。
第三者の意見を聞いた上で、最終的に判断頂くことをお勧めします。
私見ですが、良いコンサルタントかどうかの見分け方は、コンサルタントが会社の経営課題をきちんと把握しているか、又は把握しようとしているかどうかだと思います。
特に中小企業においては、問題点が多岐にわたる中、取り組むべき課題と優先順位を明らかにしないと、経営者や従業員に迷いが生じます。
経営手法に正解はないものの、正解に近づけるように可能な範囲でリスクを取りながらPDCAを回していくことが、弊社の考える理想の経営方法です。そのような中で、不得意分野があれば、専門家のアドバイスを受けたり、外注してみてはいかがでしょうか。
いきなり、新しい手法や流行に飛びつくのではなく、まずは自社の課題を見つめるところから考えたいものです。