事業再構築補助金の概要が経済産業省より発表されております。
今回、補助金の内容は上記リンク先をご覧頂くとして、まず考えるべきは「事業再構築の方法」です。お金出してもらえるなら今までやりたかった〇〇やろう!とあまり考えずに始めてしまうと後が大変。
考えておきたいポイントをいくつか紹介します。
1.補助金受給を目的とすると失敗します。
朝日会計では、事業再構築補助金について以下のように考えております。
■事業再構築は、事業「成功」がゴールである
■補助金目的だけでは失敗する可能性が高い
■成功の為には「熟慮して」断行することが重要である
補助金を受給できたとしても、少なくとも投資額の3分の1は自己負担となります。
せっかく補助金もらえるならもらっとこう、という気持ちで安易に始めると危険です。
初期投資は補助が出ますが、その後の経営は自己責任。
投資によって、収益性を改善できなければ、キャッシュフローが悪化します。
2.失敗しない投資のために
事業再構築の「成功」の為には、以下の重要事項を押さえて頂きたいと考えております。
■既存事業で培った「強み・経営資源」をしっかり見極めること
■その「強み・経営資源」を活かせる「事業アイデア」を多く出すこと
■いくつかのアイデアを「評価」し、最適なアイデアを「選択」すること
■選択した事業アイデアを具体化してみること
■キャッシュが成り立つか、数値で検証すること
※2/3は補助金でも、1/3は自己負担です!
アイデア出しの視点チェックリスト等を利用し、アイデアを多く出しましょう! □ 人材を生かして新しい事業を作れないか □ 技術・ノウハウを生かして新しい事業を作れないか □ 設備を生かして事業を作れないか □ 材料を生かして事業を作れないか
※ ご希望の方へ無料で利用できる経営アイデア発想ツール「VIEW POINTS」のIDを提供して
おります。
中小企業は自社の強みを活かした事業分野で競争しないと失敗リスクは高まります。
是非、内部にある経営資源や自社の強みをしっかり見つめ直し、それを活かして勝てる市場を見つけてください。
下記の図でオレンジ色になっている分野から考えましょう。
本来、新規事業は少ない投資で始めるべきです。補助金があるからと過大な投資にならないようにご注意ください。
4.認定支援機関への相談について
事業計画策定にあたり、認定経営革新等支援機関への相談が必要とされております。
新分野への進出にあたって、計画の策定は確かに重要ですが、チャレンジしようとしている分野で勝てるのか?をまずは相談すべきです。
弊社グループでも認定経営革新等支援機関に登録しており、ご相談も承っております。
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