先日、はくさん信用金庫さんで「経営改善セミナー」を行いました。
その中で、経営課題を明確にすることの重要性についてお話しさせていただきました。
簡単な事例を挙げてここでも少しご説明します。
<事例>社長も社員も忙しいのになぜか赤字になる、というケース
忙しいにもかかわらず赤字である理由として考えられるのは、「経営資源(人、モノ、カネ、情報)がうまく使われていないのでは?」ということです。
原因と対策として例えば以下のようなことは考えられませんか?
①受注単価が安すぎるのではないか?
受注単価交渉はできないでしょうか。
適正単価で納品できないならば、適正単価で納品できる顧客の開拓は必要ないでしょうか。
そもそも原価を把握できていないのであれば、計算して把握する仕組みは必要ないでしょうか。
②材料費などが値上がりしているにも関わらず、受注単価が変わっていないということはないか?
材料費がどの程度値上げしているかを把握した上で、受注単価交渉はできないでしょうか。
④値段を上げるとお客さんが来ないので価格を上げたくてもあげていない。
同業他社と比較はしていますか?
品質は同じなのに価格が低すぎるということはないでしょうか
⑤業界構造として利益が出ない業種になっている
ビジネスモデルを開発する必要はないでしょうか。
以上のように原因、問題点や対策を考えます。
そこに財務分析を組み合わせた上で、経営課題を考え、優先順位をつけ、改善していく取組みを検討することが重要です。
弊社では売上拡大、収益性向上、キャッシュフロー改善、新規事業開発など中小企業の様々な経営課題を、経営者と共に解決するコンサルティングを承っております。
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